リスボン
リスボンはポルトガルの首都であり、大西洋を見下ろす丘の上に位置する魅力的な都市です。鮮やかなアズレージョ(伝統タイル)と曲がりくねった路地、豊かな歴史と現代文化が調和し、訪れる人々に忘れられない体験を与えてくれます。
– 歴史的・文化的な名所
アルファマ地区のサン・ジョルジェ城、ベレン地区のベレン塔とジェロニモス修道院は、リスボンの海洋帝国時代の栄光を物語っています。その他にも、大聖堂(セ大聖堂)、サンタ・ジュスタ・リフトなど、古風な建築物や博物館が至る所にあり、ポルトガルの豊かな歴史を鮮やかに感じさせてくれます。
– 息を呑むような眺めと丘陵地帯
「七つの丘の街」として知られるリスボンには、至る所に展望台が隠れています。サンタ・ルシア展望台からはタジェ川の美しい波を、モニシペス展望台からは赤い屋根と路地のパノラマを眺めることができます。28番トラムに乗って丘を上り下りし、ユニークなビューポイントを探してみましょう。
– 食いしん坊の楽園
リスボンは、新鮮なシーフード料理とパステル・デ・ナタで世界的に有名です。バカリャウ(タラ料理)、バラコ(ムール貝のシチュー)、様々なタパスと共に、地元のワインやジンジンハ(ポルトガルリキュール)を楽しむことができます。アルファマやバイロ・アルトの小さなレストランでは、本場のポルトガル料理を味わえます。
– 海辺と近郊の探検
地下鉄や路面電車を利用すれば、中心部から30分でカスカイスやエストリルビーチに到着します。サーフィン、日光浴、ビーチでの散策など、ゆったりとした時間を過ごすことができます。また、近郊のシントラでは、ペーナ宮殿やムアール城跡、シントラ国立宮殿など、ユネスコの世界遺産を日帰りツアーで楽しむのもおすすめです。
– 活気のあるナイトライフ
バイロ・アルトやシアド地区では、夜になるとライブのファド音楽が響き渡り、屋上バーではカクテルを片手に夜景を楽しむことができます。クラブやパブが密集するコメルシオ広場周辺は、早朝まで続くパーティー文化で活気に満ちています。
リスボン7月の天気
7月のポルトガル、リスボンの気温は一般的に18℃から28℃の間で、日中は30℃近くになることもあります。この時期は年間を通して降水量が少なく、乾燥した晴天の夏で、日照時間が長いため、観光客は早朝から夕暮れまで屋外活動を楽しむのに最適です。市内全域に吹く大西洋からのそよ風が日中の暑さを和らげてくれますが、紫外線指数が高いので、日焼け止め、帽子、サングラスなどは必ず持参しましょう。
7月のリスボンは、ビーチと市内観光の両方を満喫するのに最適な時期です。近郊のカスカーイスやエストリルビーチで水泳、日光浴、マリンスポーツを楽しんだり、ベレン地区の歴史的建造物を巡り、ペストリーやエスプレッソを味わったりできます。28番のトラムに乗ってアルファマの曲がりくねった路地を散策したり、サン・ジョルジェ城やミラドゥル・ド・サン・ペドロ展望台から街の景色を眺めるのもおすすめです。夜には、海を見渡せる屋上バーでポートワインを片手にリラックスした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
リスボン7月の服装
ポルトガルのリスボン7月は、概ね晴れで穏やかな天候が続くため、薄くて通気性の良い服を用意しましょう。半袖Tシャツやリネンシャツ、涼しげな素材のワンピースやショートパンツ、スカートをメインに、日差しを遮る薄手の軽いカーディガンやショールも用意しておけば、朝晩に吹く海風にも対応できます。動きやすい綿素材のパンツやクロップドパンツも良いでしょう。ゆったりとしたシルエットの服は、観光だけでなく、海岸散歩にも最適です。
歩く予定が多いので、クッション性の高いウォーキングシューズや通気性の良いスニーカーは必須です。ビーチやカフェのテラスでは、快適なサンダルも便利です。強い紫外線から身を守るために、つば広の帽子、サングラス、日焼け止めは忘れずに。市内観光や教会訪問の際には、袖のある薄手のシャツやスカーフを用意して、適切な服装マナーを守りましょう。また、簡単な水筒、軽食、携帯用バックパック、携帯電話の充電器、ヨーロッパ型のコンセントアダプターなども忘れずに用意しておきましょう。
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